滋賀、兵庫の渡来文化
2009.6.13〜14  
ヒョウ5
場所 名称メイショウ 調査チョウサ目的モクテキ概要ガイヨウ
滋賀県    
蒲生グン 蒲生グン 書記に滋賀県蒲生は百済滅亡後に渡来人が多く移住した、と記されている。
東近江市 八日ヨウカ石塔寺 百済定林寺に似た石塔があることでられているが、韓国のお寺には定林寺以外イガイにも一般的にこのような石塔がある。
日野町 小野オノ
鬼室神社
百済から来て学識頭になった鬼室集斯の墓がある。墓石は11世紀に作られた物だが、鬼室集斯は書記にもており、この付近に渡来人が多く住んでいた。
  テラジリ
野田道遺跡
8世紀初頭の集落跡でオンドル状の遺構があったが、現在は埋め戻されて田になっていた。
竜王町 鏡神社 第11代垂仁天皇の時代に帰化した新羅の王子天日槍の従人がこの地に住んで陶芸、金工を業とし、祖神として彼を祀った。のち一族の鏡氏が崇敬して護持したと伝えられている。
兵庫県    
朝来市 生野銀山 開かれたのは平安時代だが、渡来人が始めたといわれている
  和田山竹田城址 山頂に壮大な石垣がある
  一般住居 この地方の現在の一般住居も皆立派な石組みの上に作られており、半島からの渡来文化の雰囲気が強い。またヤマイワ露出ロシュツしてスクなく、韓国カンコクヤマている。
千種町 たたら 天日槍伝説の一つ、付近から採れる砂鉄と炭で刀の鋼を作った。たたらのシタフカげて湿気シッケ除去ジョキョするのに多大タダイ日数ニッスウ手間テマをかけていることがかった。また作業員の宿舎台地の石組が立派。
宍粟市 伊和神社 天日槍を打ち破った大国主神が祭られている
姫路市 広峰神社 広峰山には牛頭天王を祀る広峰神社があり、新羅からの渡来人が当地を開拓したのであろう、といわれている。
  白国神社 白国神社はかつて新羅国神社と言われている
  飾磨 『播磨国風土記』飾磨の郡に「新良訓とよぶわけは、昔、新羅の国の人が来朝した時、この村に宿った。だから新良訓とよぶ。」とある。
加古川市 鶴林寺 高麗の僧恵便法師を慕って聖徳太子が秦河勝に指示し建立。アサ鮮鐘がある。(大変タイヘン立派で有名な寺になっているが、境内の説明板には秦川勝とあり、字が違う。)
  尾上神社 謡曲高砂の尾上の松で有名な神社ジンジャで、朝鮮鐘がある。良い音色で和歌にも歌われたが、戦時中供出を逃れて地中に埋められた時にヒビが入り、今では鳴らなくなったとのこと。
太子町 斑鳩寺 聖徳太子ゆかりの寺
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